三瀬僚一さん
プロフィール:三瀬 僚一■ニビシ醤油株式会社
みそソムリエ協会認定みそソムリエ
幼少期を神戸で過ごし父親の転勤で北九州市民となる
現在ニビシ醤油㈱にて営業部の部長を勤める51歳
HP:https://www.nibishi.co.jp
みそソムリエ協会認定みそソムリエ
幼少期を神戸で過ごし父親の転勤で北九州市民となる
現在ニビシ醤油㈱にて営業部の部長を勤める51歳
HP:https://www.nibishi.co.jp
味噌のお話
①高血の圧予防②糖尿病予防③がん予防④心臓病などの予防⑤脳卒中の予防⑥骨粗しょう症の予防⑦美肌効果⑧ダイエット⑨アンチエイジング⑩消化促進⑪タバコや二日酔い対策⑫食中毒予防とさまざまな健康効果が期待できます。まず、高血圧の予防ですがみそ汁は塩分が高いというイメージがありますが「同じ塩分濃度の食塩水とみそ汁を比較すると、みそ汁の方が30%も減塩効果がある」という研究結果が報告されています。まさにみそ汁の‶塩分キャンセル効果“ともいえます。
ラットを使った実験でみそ水を飲んだラットと食塩水を飲んだラットでは常にみそ水を飲んだラットは血圧が下回り計算値から塩分量は30%減と考えらえると学会では発表されています。また利尿作用が高くなり塩分が腎臓から排泄されやすくなり水分と塩分が体外に排出されることで血圧が上昇しにくくなり、さらにみそ汁には血管を広げる作用をもつ成分が含まれ可能性があるのではと上原教授は言われています。
みその中の食塩は食塩とは違う働きをしている可能性があり同じ塩分を取るとしても食塩よりもみそから取ったほうが良いという事。みそ汁の食塩摂取量に対する寄与率(影響)は2%。調味料や香辛料(14%)、漬物(9%)に比べると小さな数値です。みそ汁を飲んでも食塩摂取量に影響が少ないといえるのです。
特におすすめなのは具だくさんのみそ汁です。毎回みそ汁の具を変えることで飽きがきにくく毎日でもみそ汁を飲むことができます。たまにはいつも使用している味噌から冒険して違うタイプのみそを試してみるのも良いと思います。
三瀬僚一さん