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メダカと金魚のお話

メダカの育て方vol.03(北九州市)

初めての夏、注意点は?メダカも暑い?水温に気を付けよう!

メダカの飼育を始めたけれど夏の暑さ乗り切るにはどうしたらいいのか?見た目は涼しげで良かったのだけれども、水も濁ってきたし、水温も上がってきているような気もするなど、初心者さんにとって分からないことだらけですよね。

そこで、今回は夏のメダカ飼育のための環境づくりや注意点について説明していきます。

 1:メダカも暑い?気を付けた方がいいこと!

メダカを飼育している容器の、置き場所によっては水温が上がってしまい、お湯のようになるなどとメダカにとっては危機的状況です。外で飼育している場合は、西日があたる場所などは日よけを立てかけるなどして遮ってあげる必要があります。室内飼育でも同じで、夏の間は西日のあたる窓際などを避けた方が良いです。夏だからと言っても、日がまるっきりあたらないと酸素補給の為に入れてある水草が光合成できずに、酸素が足りない状況になってしまうので、半日ぐらいは日光が当たる場所が良いです。

日当たりが良過ぎると藻が発生してしまい景観を損ねますので、できるだけ午前中の日があたるようにすると良いでしょう。

 

2:初挑戦!メダカ夏のビオトープ

メダカ飼育を始めると、水草を増やしたりして水中庭園のようにして癒しの空間を作りたくなりますよね。水槽などで楽しむ場合はこまめに枯れた水草を取り除き、水替えも最低でも元の水を3分の1残すことに気を付けるようにしましょう。卵を抱えたメダカがいたら孵化のタイミングで別容器を用意するか、稚魚の隠れられるスペースを作る必要もあります。屋外でメダカを自然っぽく(ビオトープ)飼育をする際は、天敵にも気を付けなければなりません。

夏の暑さから“カエル”が涼を求めて入り込んでしまうことがあります。カエルにとってはメダカも捕食の対象となってしまうので、入り込まれないように上に網を乗せるなどして対策をしましょう。

屋外飼育の場合は、メダカの産卵の確認がしにくいので時々水草をそっと持ち上げて見るなどして、稚魚を見つけ次第別容器での飼育をするようにします。水量は、雨水が極端に少なく足りない時にカルキを抜いた水道水を足すようにして基本的に水替えはしません。

4:まとめ

夏のメダカ飼育の注意点は、水温管理と屋外飼育の場合は“カエル”などの侵入対策です。メダカは、エアレーションを必要としないため置き場所などにも気を配る必要がなく、屋外でも飼育できるため水温に注意を怠ってしまいがちです。しかし、夏の水温上昇はメダカを弱らせてしまいますので、十分注意しなければなりません。

そのためには西日があたらないように環境を作ってあげること!屋外飼育は容器の上に網などを設置すること!涼し気に泳ぐメダカに癒される夏を迎えたいですね。

書いた人

メダカライターMrs.M

自宅でメダカと金魚を飼育して15年。メダカと金魚をこよなく愛する35歳。
私が経験した事やメダカや金魚の魅力を発信していきたいと思っていますので、お役に立てると嬉しいです。