メダカライターMrs.M
私が経験した事やメダカや金魚の魅力を発信していきたいと思っていますので、お役に立てると嬉しいです。
メダカと金魚のお話
メダカのお世話も行いやすい季節になりましたね。そこで、今回はメダカ飼育初心者さんがミスりやすい水換えのタイミングと、行い方についてご説明していきたいと思います。
1:メダカ飼育の水換えのタイミングって?
メダカの水換えは、基本月3回ぐらいが適当です。飼育容器が小さめで、水の汚れも目立つようなときは、1回に換える水の量を少なめにして(3分の1程度)月5回ぐらいでもよいです。一度に多量の水を換えることは、メダカにとってストレスになってしまいます。水を換えると水質、水温共に変化するので体力のないメダカは疲れてしまいます
2:メダカ用の水って何を使うの?
メダカはもちろん、金魚などの淡水魚すべて共通ですが、水道水を使うことができます。しかし!重要なポイントを守らないと、魚たちの命を守れないです。それは、水道水にはカルキ(人間が飲用するために必要)が含まれていてメダカなどの生息には適していないのです。ペットショップや量販店などで売っている「カルキ抜き」を汲み置きした水道水に指定量入れてからメダカ飼育に使用します。昔は水道水をバケツなどに汲んで、半日以上太陽のあたる所に置いて、それから使うと良い等と言いましたが、水換えの作業に時間がかかり過ぎてしまうので、安全で短時間でできる「カルキ抜き」が一般的になりました。
3:メダカ飼育容器の水換えって全部の水を捨てていいの?
メダカ飼育初心者さんが、よく行ってしまうミスのひとつに“飼育容器を洗うために水を全部取り換えてしまった⁉”があるのです。コレハNG‼です。メダカにとっては、いつも環境が変わり続けているようなものですから、強いストレスを受けてしまいます。綺麗な水でスイスイ泳ぐメダカを見ていたい気持ちはとてもよくわかりますが、1回に取り換える水量は3分の2まで!としましょう。バケツなどにカルキを抜いて準備していた水を、3分の1ほど残してある飼育容器に、水流が起きないように気を付けながら少しずつ足し入れます。水換えの時に枯れた水草なども取ると良いです。ただし、メダカが卵を産み付けていることもあるので慎重に観察しながら取り除きましょう。
4:まとめ
メダカの水換えは、たとえ濁りが残りそうでも全部取り換えるのはダメです。メダカは体力があまりないので環境の変化に弱いのです。水換えは、3分の2までとして、最低でも3分の1は残すことがポイントです。もちろん、カルキ抜きは必須条件ですよ。
せっかく飼育しているのですから、元気に泳ぐすがたを長く楽しみたいですね。
メダカライターMrs.M