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arizona ハナシのダイジェスト

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花のお話

花に関するお話しvol.7(北九州市)

夏の日差しに強いお花3選

夏の日差しは強烈ですが、そんな環境でも美しく咲き誇る花たちがあります。
夏に咲く花たちは、日差しを浴びても元気に育ち、美しいさと力強さも兼ね備えていますね。

また、夏の日差しに強い花は手間がかからず、初心者にもおすすめです。

なので今回は、夏の日差しに強いお花にはどんなお花があるのかと、そのお花のお手入れ方法も一緒にお伝えしていきます。

サルビア

サルビアは、熱帯から亜熱帯に分布しているシソ科の多年草になります。
とても種類が多く、ハーブとして知られているセージもサルビアの仲間なのです。
サルビアは新品種も多く、種類はどんどん増えています。

サルビアは水はけと、日当たりの良い場所を好みます。
庭植えの場合は、乾燥した日が続き、葉っぱが萎れるような時は、早朝か夕方にたっぷりと水やりをしましょう。
また、鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら水をあげるようにしてくださいね。

ケイトウ

ケイトウは、ニワトリのトサカに似た、赤い花を咲かせることから、「鶏頭」という名前が付けられています。
赤色の他にも、黄色やオレンジ色があり、真夏でも弱らずに花を咲かせてくれます。

ケイトウも水はけと日当たりの良い場所を好み、乾燥すると葉が萎れたように下がってくるので、庭植えの場合は株元にたっぷりと水やりをしてください。
水やりをする時は、早朝か夕方にすると良いですね。
庭植えや、鉢植えでも、肥料をそれほど必要としないので、簡単に育てることができます。

マリーゴールド

マリーゴールドは、キク科の1年草で暑さには強く寒さには弱いお花です。
5月から11月頃まで開花し、花色は黄色、オレンジ、白、赤など様々な種類があります。

ただ暑さには強いマリーゴールドですが、猛暑となってしまうとそれほど強くないので、
その場合はアフリカンマリーゴールドというボール咲きで大輪の品種の方が、猛暑には強い性質をしています。

マリーゴールドは、日当たりと風通しの良い場所を好み、土が乾いたらたっぷりと水やりをしてあげましょう。
枯れた花はこまめにカットすることで、次の花が咲きやすくなりますよ。

もし、猛暑で庭植えや鉢植えの花が咲かない場合は、半分ほど切り戻しをして、秋に再び咲かせることもできます。

お伝えした3つのお花は、夏の風物詩として庭やプランターでも育てやすいです。
夏の太陽の下でも美しく咲き誇るこれらの花たちを、ぜひ自宅の庭やベランダ、鉢植えで楽しんでみてはいかがでしょうか。

書いた人

南薗千賀子さん

株式会社FlowerBloom代表取締役
北九州市で3店舗の花屋(小倉南区癒しの館、アルク東支店、八幡花雅店)を経営
HP:http://www.medakatengoku.com